1992-04-16 第123回国会 参議院 法務委員会 第6号
つまり、内容の国際的な統一、そういうことから従来、例えば非政府機関ではございますけれども、万国海法会というような国際組織があり、その下部団体としての日本海法会というような財団法人組織があって、昔からこの国際海商法の統一ということについて大変な努力を重ねてきたわけでございます。
つまり、内容の国際的な統一、そういうことから従来、例えば非政府機関ではございますけれども、万国海法会というような国際組織があり、その下部団体としての日本海法会というような財団法人組織があって、昔からこの国際海商法の統一ということについて大変な努力を重ねてきたわけでございます。
○大川政府委員 これは実は同じものを目指しての二つの異なった努力とでも申しましょうか、万国海法会におきましてつくられた草案がありましたけれども、これは先ほど私が申しましたいわゆる私法上の問題を主として取り扱うことを目指したものでございまして、言いかえれば、運送人の契約上の責任に主眼を置いている条約でございますけれども、途中からこの話が国連貿易開発会議の場に移されまして、そこで今度はさらに協議制度でありますとか
それから複合運送条約というのがありますけれども、一九六九年の万国海法会の東京総会で草案が採択されている。この条約といま申し上げたUNCTADで検討中の条約とはどのような関係性があるか、この点についてお答えをいただきたいと思います。
一方、万国海法会という学会でも同じ問題を取り上げるということでございまして、両方協力して油濁責任の賠償についての条約案を作成することになった。 この結果、一九六九年の十一月にブラッセルでIMCO主宰のもとに開催された国際会議でつくられたのが油濁民事責任条約でございまして、これを今回国内法化したいということで、運輸委員会に御審議をこれからお願いしようとしているところでございます。
この条約につきましては、ブラッセルで海事法の外交会議というのがございまして、そこで国際原子力機関の専門家の人たちが一九六〇年に作成しました条約案と、それから万国海法会が五九年に作成しました条約案と、それを主として審議したようでございます。
○説明員(山地進君) 四十四年に万国海法会が東京で行なわれまして、御指摘の複合運送条約草案というのを採択したわけでございますが、その後それをローマの国際私法統一協会に持っていきまして、そこでさらに検討を続け、そこから関係の国際機関に意見をもう一度「航空」を加えたほうがいいだろうということで、ただいまECEとそれからIMCO——これは政府間の海事協議機構ということでロンドンにございますが——それからICAO
また、これに関しまして四十四年四月に万国海法会の東京総会で条約草案がまとめられました。四十五年の一月のローマにおいて東京総会の草案を引き継ぎ、海陸空にわたる物品の国際複合運送に関する条約、TCM条約がまとめられたと聞いておりますが、その後の経過はどうなっておりますか。
それに対して、それは貿易の振興なり、あるいは港湾の船込みを解消する意味では十分ではないので、一九七〇年には改定の方向にある模様だけれども、受け取り船荷証券が決済の手段になれるというふうにできないかどうかという意味の質問を、万国海法会に日本のほうから出しておる——日本が支部になるのですか、出しておるというふうに伺っておるのですが、いまだにその回答がないということの模様なので——まあ、あまり悪い回答であればもらう
万国海法会のほうに日本からも質問をして、信用状に関する条約が一九七〇年に改定になる、一九二四年からでありますからもう相当期間たっているので、一九七〇年の改定の際には、受け取り船荷証券で決済ができるように変わってくるのではないかというふうに考えられますけれども、まだ相当先がある。
それでもう一つ、この問題で万国海法会のほうへ質問を出しておるそうですが、まだ答弁がないようでありますけれども、近く答弁があるというふうになっておるのでしょうか、どうでしょうか。
まあそういうような点につきましても、現実には万国海法会その他におきまして、必要な条約案その他を現在検討しておると。逐次またそういうような一元的な輸送責任方式というものも考えられるかと思います。ただ、実際問題といたしましては、やはり当面は責任分割型というものが多くなってくるのではないかと予想しておる状況でございます。
何か、しろうとですけれども、キネウスという人に万国海法会が委嘱をして、そうしてゼノア案という第一案ができていると伺っておりますが、このゼノア案に対する日本の取り組み状況なり、あるいはできればゼノア案の翻訳があれば、委員会のほうに参考として提出を願いたいと思うのですが、その辺はどうなんですか。
コンテナにつきましては、先ほど先生御指摘のように、陸海陸というようにつながるようにおそらくなると思いますが、これらの全体をつなげますところのコンテナに関する国際複合輸送につきましては、現在万国海法会におきましていろいろ検討が行なわれております。
○高林説明員 翻訳はまだないと思いますけれども、万国海法会で検討しております各種の案の要綱みたいなものはございますので、それは調製したいと存じます。 私どもといたしましても、大体明年ハンブルグにおきまして、おそらく万国海法会の会議があるかと思います。